お互いが患者役になって練習
2022-07-22
当院では毎月院内勉強会を行なっています。
外部から講師の先生をお呼びしたり、ズームで勉強会を受講することもありますが、基本に立ち返って、お互いが患者役となって練習することも。
今月はこんな感じでした。
まずは私からインプラント治療に関する細かい説明を行いました。
型取りした後、どのような工程で被せ物ができるのか。そういう細かいところまで勉強してもらっています。
そして、噛み合わせの違いなどについても復習。
最後は、2人患者役を決め、目隠しをして、誰から検査されているかわからない状態で、全員に歯ぐきの検査をしてもらいました。
そして患者役は素直に感想を述べます。
何番目の人はミラーが当たって不快だったよ、何番目の人はスムーズだった、何番目の人は突然痛い、何番目の人は触られている手が優しいなど。
そうすることで、自分の技術の改善点が見えてきます。
歯のクリーニングもお互いに実施して、感想を伝え、改善点を探します。
歯科医療は技術力もとても大切。
毎日行っていることでも、お互いが患者役になることで色々見えてくるので、こういう相互実習がとても大切だと思います。
バキュームを置く位置、お口の引っ張り方、型取りの仕方、上手な人がお手本になって改めて練習しました。
皆様も、もし口を引っ張るのが痛かったりしたら遠慮なく教えてくださいね。
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