さくたろうの交通事故
元気になった今だから話せる話なのですが、実は、今年のお正月、愛犬のさくたろうが交通事故に遭ってしまいました・・・
本当にかわいそうなことをしました。
車の運転手さんも嫌な思いをしたと思います。
事故当日の診断は、肋骨骨折、肺挫傷、肩関節損傷の疑い、右前足と顎の外傷、背部の気腫と血腫・・・でした。
恐ろしい重傷・・・
しばらく、日中は動物病院に入院させていただき、夜は自宅でみるという毎日でした。
事故当日は寝たきりで、顔も上げれず心配しましたが、わんこの生命力はすごいですね。
今では元気に走れるまでに回復しました。
事故当日に飛び込みでみていただいた動物病院の先生と、翌日から毎日診てくださったかかりつけの先生やスタッフの皆様には、感謝してもしきれません。
さくたろうのことも本当に心配しましたが、実は、もう1匹のこたろうまでおかしくなり、大変でした。
こたろうは、さくたろうのことがとても大好きで、生まれてから離れたことがありません。
初めて一人で留守番することになったので、、、とてもさみしかったのでしょうね。
不眠になり、夜中もずっと「クーン、クーーン」と鳴き続ける、分離不安が激しくなり、ご飯を食べなかったり、自分の体を舐めまわしたり、行動がかなりおかしくなりました。
それを先生にご相談すると、なんとこたろうまで一緒に預かってくださり。
さくたろうと一緒にいることができて、安心したのでしょう、それからはすっかり落ち着きました。
本当に動物病院の先生とスタッフの皆様にはお世話になりました。
病院への送り迎えで妻が少し早く帰ったり、朝の出勤が遅れたりしたのですが、当院のスタッフみんなも助けてくれました。
妻は事故がトラウマになり、今でも悪夢をみると言っていて、道路を散歩させるのがいまだに怖いようです。
愛犬家のスタッフが、こんなお守りをくれました^ ^
本当に元気になってよかった。
ちなみに、事故当日にお世話になった動物病院が遠いので、事故後しばらくしてお礼状とお菓子を郵送したところ、ありがたいことにお電話をくださり、「もしまだ歩き方がおかしいなら、日本でも有数の整形外科のすごい先生が日田にいるから、一度相談してみてもいいかも」と教えてくださいました。
当時はまだ、少し肩が上がっていて引きずる感じがあったので、日田の動物病院も受診したのですが、実は肩甲骨も骨折していて、靭帯も切れて、肩も亜脱臼していたそうです。
でも、獣医さんの中でもそこまでわかる先生はとても少なく、肋骨骨折を見つけていただいただけでも大したもんだよとおっしゃっていました。
まだ肩の付着部が緩いけど、もう骨折もくっついてきているし、事故直後なら手術したけど、もうそのままでいいよとの診断でした。
今ではすっかり元気で、走れるようになったし、手術もせずに済んだし、不幸中の幸いだったと思います。