父の歯科医院が閉院しました
2019-01-06
私の父は北九州で約40年間、歯科医院を経営しておりましたが、この度、12月末をもって閉院致しました。
私は、「父の歯科医院のあとを継ごう」と考えたことがありましたが、卒後ずっと大分県の歯科医院で勤務して研鑽を積んできたこと、大分の矯正歯科や口腔外科の専門医の先生方との繋がりがあり、患者さんの紹介や相談がしやすいことから、父の歯科医院のあとを継ぐのをやめ、新規でさくら歯科クリニックを開院したという経緯があります。
私が大分で開業することを決意してから、父の歯科医院はいずれ閉院することがわかっていました。
私自身が継がないと決意したことではありますが、父の歯科医院がなくなるというのはやはりさみしいものです。
またこれまで頑張ってくれた両親へ感謝の気持ちでいっぱいです。
改めて家族みんなで集まって「お疲れ様会」をする予定ですが、姪っ子たちが、じいじに「くす玉」を作ってくれたので、お疲れ様の記念撮影をしました。
これからは第二の人生をゆっくり楽しく過ごしてもらいたいですし、技工がとても得意な父に、さくら歯科のヘルプをお願いすることもあるかもしれません。
閉院前、ずっと通ってくださっていた患者さんたちから「私はこれからどこに行けばいいんですか」「閉められたら困ります」ととても名残惜しい言葉をいただいたそうです。
私自身、歳を重ねていつか退職するときには同じように思っていただけるような医師になりたいと思います。
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