8月, 2017年
実習生が来ました。
医療事務専門学校の実習生が、先日まで3週間の実習に来られていました。
その期間に来院された患者様は、「あら?新しいスタッフかな?」と思われたかもしれませんね。
とても勉強熱心で、将来が楽しみな学生でした。
彼女が来てくれたことで、当院のスタッフもとても勉強になったと思います。
教えることは学ぶことだと思います。
日常で当たり前にやっていた仕事の根拠について、改めて考え直すいい機会になりました。
それから土用の丑の日ではないのですが、先日、実習生も含めスタッフ全員で病院のそばの「入舟」さんにうなぎを食べに行ってきました。
私も久しぶりのうなぎでした。
美味しかった!また仕事が頑張れそうです。
さくたろう日記19:キャンプ前後
キャンプにはもちろんさくたろうも連れて行きました。
緑いっぱい、広いスペースでお散歩ができてとっても嬉しそう。
2日間何度もキャンプ場の中をお散歩しました。
慣れない環境でさすがに疲れたのでしょう。
帰ったらぐっすり。
キャンプ
先日、念願のキャンプに行ってまいりました。
スノーピーク奥日田という日田にあるキャンプ場です。
日田は今回の九州北部豪雨で大きな被害のあった場所の一つです。
今回は日田出身の先生と一緒に行ったのですが、日田に住むご両親が「今回の災害で観光客が減っていて困っているので是非日田に遊びに来てください」とおっしゃっていました。
私たちが通った天ヶ瀬インターからの道中は特に大きな被害はなさそうでしたが、日田インターから山側は大きな被害があったそうです。
さて、そのキャンプ場は以前、日帰りで下見に行ったことがあったので、迷わずに到着。
素晴らしい緑と青空、夜には感動的な満天の星空。
標高も高いので、夜はとても涼しく過ごせました。
臨時休診のお知らせ
8月19日土曜日午後は、歯科医師会の仕事のため、臨時休診とさせていただきます。
ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
お盆期間休診のお知らせ
お盆期間の当院の診療は以下の通りとさせていただきます。
8月10日まで通常診療
8月11日〜15日 休診
8月16日(水)より通常診療
なお、9日、16日は水曜ですが、午後も診療いたします。
なお急な痛みなどがあってどうしようもない場合には、
大分市の歯科医師会のホームページから休日当番医をご確認ください。
http://www.oita-dental-a.or.jp/onholiday.html
どうぞよろしくお願いいたします。
お子様の治療について
時々、「押さえつけてでも治療してほしい」、「せっかく治療に来たのに何もしてもらえないのは困る」、「忙しくてなかなか連れてこれないから嫌がってもまとめて治療してほしい」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
保護者の方の考えもよくわかります。
むし歯があるのに放置してていいのか、仕事をしていて忙しくてなかなか連れてこれないからまとめて治療してほしい、子どもは泣いて当たり前・・・などなど。
しかし、ここは私の譲れない診療方針なのですが、基本的に抑制下で泣いて暴れる中、無理やり治療することはありません。
もちろん、痛みがひどく、夜も泣いて寝られないなど緊急を要する場合は、泣いていても麻酔や治療をすることだってあります。
しかし、さほど痛みがないのであれば、まずはお子様に歯医者に慣れてもらうことから始めていきます。
最初から治療ができるお子様は治療をしますが、怖がるお子様には、最初の数回はバキュームや水、エアーで遊ぶだけ、歯磨きをするだけで終わることも多いです。連れてくる保護者の方は何度も大変だと思います。
でも、一番辛いのはお子様本人ではないでしょうか。
大人でも歯科の治療が好きな方ってそんなにいないですよね。
器械の音、何をされているかわからない恐怖感はお子様ならなおさらだと思います。
だからこそ、どの器械でどんなことができるのか、どうやってむし歯をやっつけるのか、遊びながら知ってもらうのです。
まだ未就学のお子様であれば確かに数人で押さえつけて治療を行うことも可能です。
しかし、そんなことをして誰が得をするのでしょうか?
そんなこわい思いをさせたら、子どもは歯科に対してとても大きな恐怖感を抱くと思います。
保護者の方も次回から嫌がるお子様を連れてくるのが大変になるでしょう。
それでもお子様が小さいうちはなんとか歯科に通ってくれますが、小学校、中学校、高校と成長してくると、いよいよ歯医者に近づかないようになってしまいます。
本当に歯科恐怖症になって歯科治療ができなくなってしまった方は全身麻酔で治療をする場合だってあるのです。
私の妻は大学病院の歯科口腔外科に数年勤務しておりましたが、歯科恐怖症のために、親知らずを抜くのに全身麻酔をするという方をたくさん見てきたと言っておりました。
簡単に全身麻酔すればいいと考える方も多いですが、全身麻酔がどれほどリスクを伴うことか。全身麻酔をする前には必ず術前検査といって、麻酔や手術に耐えられるかどうかの検査をするくらいなのですから。
それに、当院にも40代、50代の成人の方で、「子供の時にいやな思いをしてから歯科が怖くなり、でもいよいよどうしようもなくなってやっと決心してきました」という患者様も結構おられます。そういう方は大抵、痛みを我慢して我慢して、かなり進行した状態で来院されるのです。
とにかく、歯科に恐怖心を持ってしまったお子様の将来を考えると、緊急時を除いてできるだけ無理やりの治療はしたくありません。
ただし、この考え方をすべての親御様に十分にご説明できておりません。
それは私の反省すべきところ。
まずはこのブログで私の考えを知っていただこうと、この話題を取り上げさせていただきました。
もちろん、歯科医師の考え方もそれぞれ。
抑制下で治療する先生を批判するつもりもありません。
時には必要な場合もありますし。
どちらを選ぶかは保護者の方に決めていただければ良いと思っています。
当院のホームページの小児歯科のページにも診療方針を書いております。
お時間がある方はぜひご覧になっていただければと思います。
ちなみに。
開院して1年ですが、前医で抑制下で治療してから全く治療ができなくなった、歯医者を怖がるようになったというお子様も練習を重ね、ほどんどのお子様がその子なりに成長し、治療できていますよ。
連れてくる親御様の根気は必要ですが、必ずできるようになると信じています。
ちなみに、最近、夜痛がって泣いているというお子様に止むを得ず、無理に治療をしました。
その後まだ来院されておりませんが、やはり、歯科が怖くなっただろうなと心配になってしまいます。やはり、できればこのようなことはできるだけ避けたいですね。