7月, 2017年
インプラントライブオペ
先週土曜日は午後休診にさせていただき、私が以前勤めていた病院へスタッフ全員でインプラントライブオペのお手伝いと勉強に行ってまいりました。
ライブオペでは、元九州大学病院インプラント科の先生で、現在は九州中央病院 歯科口腔外科医長 兼 インプラントセンター長の佐々木先生が来て手術をしてくださいます。その先生の手術を見学したいと他の歯科医院のドクターも見学に来られていました。私は元勤務医なので手術のお手伝いをさせていただきました。
当日はサイナスリフトの患者様、ソケットリフト+インプラント埋入の患者様、インプラント埋入の患者様、合計3名の患者様の手術が行われました。
サイナスリフトもソケットリフトも、上顎にインプラントを入れるための骨の厚みが足りない場合に、骨補填材を用いて、骨の厚みを作る手術です。
サイナスリフトは、上顎洞(サイナス)に隣接する歯肉を剥離し骨補填材を埋入してインプラントを入れるための骨の厚みを作る、とても高度な手術です。
ソケットリフトも同様に骨の厚みを作る手術ですが、インプラントを入れる穴からアプローチして骨補填材を入れていく方法で、手法が異なります。
当院の歯科衛生士も助手について、しっかりと勉強させていただきました。
とても勉強になりました。
当院では、とても難しい手術の場合は、この佐々木先生をはじめ、連携する先生方と協力して治療を行ってまいります。
祝1周年
当院は7月6日をもちまして、開院1周年を迎えました。
1年間、本当に多くの患者様にご来院いただきました。
これも当院を信頼してくださる患者様、当院に関わってくださる関係者の皆様のおかげです。心より御礼申し上げます。
2年目に突入しましたが、初心を忘れず、品質最優先(治療の質、安全の質、快適の質)を追求していきたいと思っております。
先日、1周年のお祝いに、スタッフ全員で杉乃井ホテルに泊まりに行ってきました 😆
1年記念のお祝いにドンペリ(頂き物)をあけました!
私含め、誰もドンペリなんて飲んだことがなかったので興味津々(笑)
みんなで試飲した結果・・・
「美味しいね!」
「辛口やね!」
「味がとても高級な気がする!!」
「でも1000円のスパークリングワインとの違いがわからんね(笑)」
が感想でした。
私たちには高級な味はまだまだわからないようです。
1000円くらいのスパークリングで十分だと実感しました(⌒-⌒; )
そのあとは、、、ボーリング大会!
優勝は歯科衛生士の後藤でした。
見事スタバカードをゲット。停電のトラブルもありました。
それからゲーセンで少し遊んで、棚湯に浸かって、食事はカニばかり選んで食べました。
みんな満足満足。
写真は撮り忘れましたが・・・食後は受付の佐藤が持参してくれた人生ゲーム大会!!
人生ゲームって最近はかなり進化して楽しくなっているんですね。
とても盛り上がりました。
人生ゲームでスタバカードゲットしたのは歯科衛生士の齋藤でした!
これからまた1年間頑張ろう!!と決意新たに、次の日の朝は杉乃井ホテルから全員、高速で出勤しました。
誰一人欠ける(退職する)ことなく、さらに1人仲間が増えて、無事に全員で1年を迎えられたことに本当に感謝しています。
仕事も遊びも一生懸命頑張る、全力投球!
これからも精進したいと思います。
最後になりましたが、1周年のお祝いのお言葉、お花、プレゼントをいただいた方々、ありがとうございました。
7月9日(日曜日)当院が休日当番医です
7月9日(日曜日)は、当院が大分市歯科医師会の休日当番医となっております。
急患のみの対応となりますが、痛みがある、腫れが引かないなどの急性症状がある患者様は当院までご連絡いただければ診療いたします。
(応急処置となります。)
なお、休日当番の診療時間は9:00〜17:00となっております。
通常の当院の診療時間とは異なりますのでご注意ください。
なお、ご来院の際は、事前にお電話でご連絡をお願いいたします。
予約電話はこちら→ 097−549−2418(つよい歯)
場所は医大バイパス沿い、荏隈(えのくま)小学校正門前となっております。
どうぞよろしくお願いいたします。
勉強月間
6月、7月は勉強月間です。
毎週、いろんなセミナー等に参加しているのでご紹介したいと思います。
6月5日(月)光学印象について(ホルトホール)
光学印象とは、従来の型取りの材料(寒天やシリコン、アルジネートなどの材料)を使わず、デジタルスキャンをすることで模型データを作り、3Dプリンターで模型を作る、最先端の型取り方法です。データをメールで送ることができるので時短にもなりますし、型取りをすることで嘔吐反射のある患者様にとっては少し楽になるのではないかと期待できます。大変興味深いセミナーでしたが、まだ精度が少し甘いのではないかという懸念もあるため、もう少し今後の動向を見ていきたいと思っています。
6月18日(日) FCDCアドバンス(福岡)
毎月、日本全国から勉強熱心な先生方が集まり、それぞれ症例を持ち寄って、症例検討会を行っています。治療計画をどう立てるのか、将来的にやり直しの少ない、長持ちする治療をするためにはどうするか・・・等、様々なことを学んでいます。業者さんから新製品の紹介を受けることもあります。
6月24日(土)25日(日)『箸の文化』に適応した総義歯セミナー(福岡)
以前、歯科技工士向けの同様のセミナーに参加しましたが、今回は医師向けのセミナーでした。前歯でも噛める入れ歯を目指して、調整方法等を実技を交えて学びました。この調整法はすべての患者様に適応できるわけではありませんが、悪い方向にはならない、患者満足度を上げることのできる方法だと思っています。
6月26日 FOSC(矯正のスタディグループ)
当院は矯正治療は行っておりません。矯正は片手間でできる仕事ではないからです。矯正は、顎関節や噛み合わせを熟知した矯正の専門医が行うべきだと考えています。ただし、しないからといって知識がないのでは、患者様に説明もできません。私は毎月、矯正の専門医の先生方とともに矯正についての勉強も行っています。
6月28日(水)北浜社中 リグロスの紹介セミナー(別府)
リグロスとは、組換え型ヒトbFGF(塩基性線維芽細胞成長因子)を有効成分とする世界初の歯周組織再生医薬品薬剤です。
歯周病は進行すると、歯を支えている歯槽骨などの歯周組織が徐々に破壊され、これを放置すると最終的には抜歯に至る恐ろしい病気です。進行した歯周病には、歯周組織の破壊を阻止するためにフラップ手術という手術を行うことがあります。その際、このリグロスを骨がなくなってしまった部分に塗ることで、骨の増加など、歯周組織再生に対する有効性・安全性が確認されております。
リグロスは当院でも導入予定にしております。ただし、保険診療で使用する場合にはいろいろと保険診療上の制約があるので、適応になる方は限られていると思います。保険外であればどなたでも使用できます。
7月2日(日)FCDCアドバンス(福岡)
今回は私が発表の担当でした。噛み合わせが悪く理想は矯正をしたほうがいいけど、患者様がそれを望まれない場合、噛み合わせが悪いままインプラントを打って将来的なリスクはどのくらいあるかなど、細かい相談もできるため、とても勉強になっています。
それにしてもこの1ヶ月、1日も休みがありません・・・
さすがに疲れがたまっていますが・・・でも勉強しに行ったら、やはり楽しいし、新しい発見があり、行ってよかったなぁと思うんですよね(笑)
医療は日進月歩。医療従事者は一生勉強しなければなりません。いろんなセミナーや学会に積極的に参加して、患者様に還元できればと思っています。
ちなみに今後の予定
7月15日(土)午後 インプラントライブオペ手伝いとスタッフ研修(別府)
7月29日(土)30日(日)義歯の研修会(福岡)
また内容についてはご紹介しますね。