X線検査
X線写真は、放射線被ばくの心配をされている方も多いと思います。
当院では防護エプロンを着用し、必要な部位のみ撮影を行うのはもちろん、最新のデジタルレントゲンを導入することで、より低被ばくを実現することが可能となりました。
そのため、安心してX線検査をうけていただくことができます。
・「デンタル(歯の部分的なレントゲン写真)」は、
「胸のレントゲン写真」の1/5の被ばく量。
・パノラマ(お口全体がうつるレントゲン写真)は、
「胸のレントゲン写真」の3/5の被ばく量。
また、東京⇔ニューヨーク片道分の被ばく量。
・歯科用CTは、病院でとるCTの1/69の被曝量。
パノラマX線写真
パノラマX線写真によって
・顎の関節のゆがみ
・関節頭の変形
・副鼻腔の炎症
・親知らずの生え方
・咬筋の発達具合
・歯周病の大まかな進行度合い
・おおまかな虫歯の有無
・歯石の有無
・神経の有無
・歯の根の先の病変 など
多くの貴重な情報を得ることができます。
デンタルX線写真
デンタルX線写真によって
・虫歯の進行度合い
・根の先の病変
・歯の破折線
・歯石の有無
・強く噛み合っている歯の部位
・歯周病の進行度合い など
細かい情報を得ることができます。
歯科用コーンビームCT
当院では歯科用コーンビームCTを採用しております。
一般医科で用いられるCT装置とは異なり、歯科用コーンビームCTは、正しく使用することによって、患者様への被ばく線量を低減することができます。
これは、一般医科のCT撮影と比較するとかなり小さなものとなります。
(約1/69の被ばく量を実現)
このCT撮影を行うことにより、
・歯周病の進行度合い
・親知らずと下歯槽神経との位置関係
・インプラントの適正な埋入ポジションの設定
・上顎洞炎の有無
・歯槽骨の厚み
・根尖病変の大きさ・根の治療が必要な部位 など
より精密な検査を行い、安全な治療を行うことが可能となります。
当院でのX線写真は『最低限の被ばくで、最大限の情報を引き出す』ことを心がけております。