問診
問診
病院を受診すると、必ず「問診表の記入」を求められると思います。
・なぜ当院を受診したのか(どこが痛いか など)
・今までかかった病気はないか
・薬のアレルギーはないか
・歯を抜いたことはあるか、血が止まりにくかったことはあるか
・今、飲んでいる薬はあるか
・妊娠の可能性 など
これらの情報は歯科治療を行う上で大変重要であり、当院でも上記の問診は全ての方にお願いしております。
また、みなさんにお手を煩わせるとは思いますが、診断や治療プランの決定のため、当院ではさらに必要に応じて色々な問診をさせていただく場合がございます。
・食習慣は?
・初めて歯の神経の治療をしたのはいつ?
・この銀歯はいつ入れたのか?
・顎関節症の症状はあるか?
など、覚えている範囲で教えていただきます。
「20代の頃の笑った写真を持ってきてください」とお願いする場合もあります。
なぜか?
それは、被せ物で前歯の角度を変えたり、歯を抜いて入れ歯やブリッジをされていたり、みなさんのお口の中がすでに手を加えられていることが多いからです。
当院ではあなたの歯が治療される前の状態を詳しく知りたいのです。
それをきちんと把握できなければ、なぜその歯が虫歯になったのか、抜歯になったのかの『原因』がわからないからです。
例えば、壊れた(抜歯した)原因がわからないところに『歯がなくなったからインプラントをしましょう』、『インプラントは丈夫だから』と安易にインプラントを入れるとどうなるでしょうか。
自分の歯がダメになったのに、人工物であるインプラントがそれ以上長持ちするとは思えませんよね。
私たちはどのような治療を行う際にも、まずは原因の除去、今後再発しないための治療を目標に診療しております。
そのためにはみなさんのご協力が必要となります。
必要性を理解し、ご協力をお願いいたします。