さくたろう日記20:手術
さくたろう、実は生後数ヶ月の頃に停留睾丸と診断されていました。
本来、生後1ヶ月くらいには体内にある2つの精巣が下に降りてくるはずなのに、さくたろうは精巣が1つしか触れず、何回か受診しましたが、「やはり1つはお腹の中に残っているのでしょう、将来腫瘍化する可能性が高いので手術をしたほうが良いでしょう」と勧められていました。
また、超小型犬にはよくあることらしいのですが、永久歯が生えてきているのに乳歯が残り、2枚歯のようになっていました。生えかわりが遅いのでもう少し待ちましょうとのことでしたが、やはり大きくなっても変わらず。いくら歯のこととはいえ、動物に関しては素人なので、どの歯が乳歯でどの歯が永久歯かも分からないのですが、歯並びがとても悪いのはさすがにわかります(笑)
人と違って、犬の乳歯を抜歯するためには全身麻酔が必要とのこと。放っておいても大きな問題はないけど、歯周病のリスクが上がると説明を受けました。
そのため、今回、停留睾丸の手術(開腹の去勢手術)と乳歯の抜歯を同時に行っていただくことにしました。
普通の位置の睾丸のところに1つ、腹部に1つ傷があり、無事に睾丸を摘出していただけました。また、乳歯は7本も残っていたそうで、一気に抜歯していただきました。
「痛みは大丈夫かな、カラーをつけたまま抜糸までお利口に生活できるかな」と、とても心配していましたが、翌日の退院日、迎えに行ったらいつもと変わらない元気な様子。
帰宅後もケロッとしていて、カラーの生活にも思ったより馴染んでいます。
処方された抗生剤の内服薬はフードに混ぜてあげているのですが、一度混ぜ忘れて。それでも抗生剤をそのままそれだけで食べてしまいました。食い意地がすごいので、薬をあげるのも楽チン。
私も虫垂炎で手術をしたことがあるのですが、術後は痛くて痛くてすぐに立てなかったのに。犬の生命力はすごいですね!
もうすぐ抜糸!
あと数日でカラーの生活から解放される予定です。
手術前日
退院後