[さくら歯科クリニック]大分市の一般歯科、小児歯科、口腔外科

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心配な方もいると思うので改めて当院の感染対策について

2020-03-07

前回のブログで、記事の批判ばかりをしてしまいましたが、実際に不安がある方もいるかもしれませんね。

改めて、当院の感染予防策をご説明しておきましょう。

当院には、滅菌専門のスタッフが常駐しております。

また、滅菌技師や歯科感染管理者の有資格者が複数名在籍しています。

 

①患者様の治療が終わったら、診療室内の全てを消毒薬で拭き上げています。診療の椅子、テーブル、うがいをするところ(スピットン)、ライト、スタッフ用の椅子、口腔外バキューム、出入り口の取っ手まで全てです。(消毒するために診療のテーブルには何も物を置いていません)

②全ての診療室に口腔外バキュームを設置しています。

怖がるお子様には使用していませんが、基本的に治療時には口腔外バキュームを使用して、強力に粉塵や水を吸い取っています。

動画を見ると、効果がお分かりいただけるかと。

使い捨てにできるものは使い捨てにしています。

治療に使用した器具は全て、まずはじめにミーレ ジェットウォッシャー で、高圧洗浄、熱水消毒をしています。

これは、消毒水準分類における「芽胞を除く微生物を殺滅する」とい う高水準消毒(high-level disinfection)に相当し、B 型肝炎ウイルスなど耐熱性病原体も不活性化してくれます。

細菌はもちろん、コロナウイルスにも効果を発揮します。

ハンドピース(削る器具)もバキューム(唾液を吸う器具)も一本一本外部だけでなく内部まで洗浄を行っています。

⑤ミーレジェットウォッシャーが終わった器具は、その後滅菌パックに詰めて、高圧蒸気滅菌をしています。(高圧蒸気滅菌に耐えられない器具は化学滅菌をしています)

⑥今話題になっている、ハンドピースも、当たり前ですが、1回使用するごとに滅菌しています。そのため、当院にはかなりの本数のハンドピースが常備してあります。

⑦ソファや手すり、トイレ、洗面所、キッズルームなど患者様が触るところ、スタッフが触るところは毎日、全て拭き上げていましたが、現在は1時間に1回に頻度を増やし、滅菌担当スタッフが消毒しています。

⑧定期的に換気をしております。窓があいていることがありますがご了承ください。

⑨これまで、処置時を除いては、患者様と接するときはマスクを外してお顔を見て話すことを心がけてきましたが、現在はスタッフ全員、マスク着用とさせていただいております。

⑩自分やスタッフの身も守らないといけない。そのため、次亜塩素酸の消毒薬をスタッフにも携帯させていて、仕事時間以外のプライベートでも感染予防をお願いしている。外から院内に持ち込まないようにするための配慮をしています。また、スタッフは毎朝、体温測定も行い、発熱がないことを確認しています。

 

当たり前のことを当たり前にやっているだけですが、あのような記事をみて、歯医者は心配と思われる方もいらっしゃると思うので、改めて記事にしてみました。患者様や自分たち自身を守るため、最大限の努力をしております。

当院では特に患者様が減ったりはしていません。時々、「バスに乗るのが怖いからしばらく行くのやめますね」とお電話をいただいたりもしますが、代わりに痛みのある緊急の方が入るので、結果的には変化はありません。

今来てくださっている患者様は私たちを信頼してくださっているのだと肝に命じて、これからも診療していきたいと思います。

 

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