[さくら歯科クリニック]大分市の一般歯科、小児歯科、口腔外科

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フッ化物配合歯磨き粉濃度の上限拡大へ

2017-06-10

こんにちは。

みなさんはどんな歯磨き粉を選ばれていますか?

フッ素入り歯磨き粉のシェアは日本では90%を超えています。

(米国では95%以上となっています。)

そのため、多くの方々がフッ素入りの歯磨き粉を使われているのではないかと思います。

しかし、薬局などで市販されている歯磨き粉にはフッ素濃度の表示のないものが多いため、フッ素入り歯磨き粉を使っているとはいえ、どれくらいの濃度のフッ素が含まれているかご存知ない方も多いのではないでしょうか。

実は、歯科医院専用の歯磨き粉にはフッ素がどれくらい含まれているか明確に表示されています。

これまで日本では歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は1000ppm以下と決められていました。

そのため、当院でも大人の方には950ppmの歯磨き粉をオススメしてきました。

ところが、先日とても嬉しいニュースが。

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むし歯予防に最も効果的な方法の一つとしてフッ素の利用があります。

日本でもフッ素入り歯磨き粉のシェア拡大に伴い、子どものむし歯の数はかなり減ってきています。

しかし、口腔衛生の先進国であるフィンランドやノルウェー、アメリカなどと比べるとまだまだ充分とは言えないそうです。

また、子どものむし歯は減少傾向にありますが、大人の根面う蝕はとても多い現状です。

むし歯が充分に減らない一因として、日本ではフッ化物の利用がまだ充分でないということが挙げられています。

そのため今回、厚生労働省が、歯磨き粉に含まれるフッ素濃度の上限を1000ppmから1500ppmに引き上げることを承認したそうです。

この、1500ppmというのは、諸外国で採用されている国際基準(ISO)と同じ濃度です。

これで、大人のむし歯も減ってくれたらとても嬉しいですね。

1500ppmの歯磨き粉には、6歳未満のお子様には使わないこと、6歳未満のお子様の手の届かないところに保管することなどの基準は設けられるそうですが、発売が楽しみですね。

発売されたら当院でもご紹介したいと思います。

 

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